2008年5月15日木曜日

試写会:”幸せになるための27のドレス”

近日公開の「幸せになるための27のドレス」を鑑賞してきました!

主人公のジェーンは、付添人を27回するほど結婚式が好き。
それもすべての手配を引き受けてしまうほどのお人良しである。
そんな忙しい毎日を過ごす彼女だったが、結婚式の記事を書いている記者が
彼女の趣味に興味を示し、何かとちょっかいを出してくる。

そんなジェーンが好きなのは、自身がアシスタントをしている社長なのだが
彼はまったく彼女の気持ちに気がついていない。
しかも彼はジェーンの妹に恋をしてしまった!!

他人の恋ばかり応援してきた、彼女自身の恋の行方は一体どうなる?

というようなお話。

”プラダを着た悪魔”を手がけたスタッフが製作しているだけあって
女性の気持ち&行動は、”痛い!だけどあるある”。
怖いほど把握してますね。

彼女は一生懸命他人の手助けをしているんですが、
自分の幸せまで犠牲にして、極度に頼み上手な妹
しかも自分の好きな人を奪った(告白はしてないけど)
の言うことお願い事を断ることができない。

自分の幸せに責任を持とうと思ったとき
初めて人生の主役になれて、他人とも向き合えるのでは?
という問いかけの映画です。

それに人は、傷とか思い込みとかやりきれない思いとか
裏切られた悲しみやら何かを多少なりとも抱きながら
毎日をがんばっているんだな。と感じさせられました。
表面上、そうは見えなくても。

相手のありのままを見られるようになりたいと思いましたね。

とはいえ全然湿っぽい話ではなく、からっと明るい
おもしろい話なので気分転換におすすめです。



ー以下ネタばれー

ジェーンが脇役の人生から脱却するために
彼女がやったことは、27のドレスを捨てたこと。

新しい自分になるために不必要なものは
いつまでも持っていちゃいけないんですね。
新しいものを入れる場所を空けないと、
次が来ないと。そういうことですよね。

アドレス帳の使わないデータ、消しましょうねw

自戒もこめて。