2009年6月15日月曜日

奏で続ければ、いつかきっと誰かに届く 映画:路上のソリスト

30日から劇場公開されている”路上のソリスト”を鑑賞。

主演はロバート・ダウニーJr.とジェイミー・フォックス。

今や生活費のために書いている、新聞社のコラムニスト:
スティーヴが路上で暮らす天才チェロリスト:ナサニエルと
出逢い、友情をはぐくむお話。実話です。

ジュリアードにも入学していた彼がなぜ路上生活をしているのか?

統合失調症と診断されている彼を治療してあげたいと、
強制的にも薬を与えるべきでないか?施設の職員に
訴えるところ、また職員の答えもどちらも納得。

人を助けるのは自分のエゴであってはいけない。
でも本人が本当に分かって嫌がっているのか
本当はそれが有効なのに。と思う場合は悩ましい。
上目線でないかとも考えてしまう。

実生活でもちょっと当てはまるかな(笑
もう闇雲に相手に”ここを直せ”って言えません。

ナサニエルの心洗われる演奏とスティーヴの葛藤、そして
2人の友情がすばらしいハーモニーを奏でる作品です。



http://rojyo-soloist.jp/

*原作は映画の後で、がおすすめ。




ちなみに。
統合失調症などの方には友達ができると化学反応が
起きて、経過が良好になるらしいです。

信じられるもの、頼れるもの、そして愛せるものが
あると違うんだね。

それは私も同じ。いつも元気でいられるのは皆のおかげさ。

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