インビクタス観ました。
小説がベースになっている、しかも実在の人物(マンデラ大統領)ということで、
イーストウッド監督作でも最後に「どーん」と重い現実を突きつけられはしませんでした。
(作品としてはそれもいいんだけどね。)
人を動かす、それも持っている力以上の物を引き出すには?
そして皆がだめだと思っている中でも結果を出すということ。
現在は部下とか同僚などはいる状態ではないけれど、考えさせられました。
すぐれた人は広い世界を見ていて、強い心と信念を持ち、正しい行為を行っている。
言葉でも相手に気付きを多少促しているのだろうけど、
やはり態度の方がさらに強いインパクトになるのでしょう。
さて。以下はマンデラ大統領が獄中で自らを奮い立たせていたという詩。
映画では声のよいモーガン・フリーマンが朗読していました。
字幕を見たところかなりよい内容なので、私も覚えたい。
予告編に出てくるのは最後の段落。
”神に感謝しよう
〈負けざる魂〉を授けてくれたことを
我が運命を決めるのは我なり
我が魂を征するのは我なり”
ちなみにinvictusとはラテン語だそう。
英語で言えばinvincible, unconqueredで
どんなことにも打ち負けない、無敵の、(決意などが)揺るぎない、
征服{せいふく}[制圧{せいあつ}・打破{だは}・克服{こくふく}]され(てい)ない
だそうです。
私もこころに刻んでおこう。
2月5日(金)から公開。
http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/
Out of the night that covers me,
Black as a Pit from pole to pole,
I thank whatever gods may be
For my unconquerable soul.
In the fell clutch of circumstance
I have not winced nor cried aloud,
Under the bludgeonings of chance
My head is bloody, but unbowed.
Beyond this place of wrath and tears
Looms but the horror of the shade,
And yet the menace of the years
Finds, and shall find me, unafraid.
It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll,
I am the master of my fate:
I am the captain of my soul.
-William Ernest Henley
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