”ほのぼの”メキシカン・ドリーム・ムービー、ルドandクルシを鑑賞。
メキシコの田舎町で働く2人。
ひとりは必要な家電を売ってまでギャンブルしてしまう兄。
一方は歌で一発当てたいと夢みて店先で歌ったりする弟。
共通点は揃ってサッカーがうまいこと。
そんな2人のプレーを観て、都会からやってきたスカウトがひとりだけを
チームに入れると言う・・・そんなシーンで始まります。
ラテンのノリなのか、男兄弟特有の空気感なのか。
どちらにしても何か微笑ましい。冒頭のPKも
普通に起こっていそうなおとぼけぶりです。
クライマックスでは2人が同じ重大な瞬間に立ち会うことになります。
兄弟で交わす会話。でも、冒頭から今まで2人を見守ってきた観客は
いろいろな意味でハラハラするはず!
個人的に注目したのは、クルシが歌うラブソング。
下手というわけではないけれど、プロとしては微妙なレベル。
でもメロディとインパクトはかなりあるので、いつまでも耳に残るんだよね。
その歌は動画サイトでアップされていますが、これはぜひ映画で確認して欲しいです。
(といっても、先に動画を見てからでも十分インパクトは大だと思います)
ラストシーンでは、男2人兄弟というものをちょっぴり羨ましく思いました。
”血の濃さ”、”因縁”が感じられます。
余談ですが。
うちは姉がいるのですが努力家でしっかり者なのです。
反対に私はゆるゆる、自由過ぎて足元にも及ばないので・・・
アップダウンを姉妹で比べたら、姉はずっとアップで
私はダウンのほうでしょう。少なくとも一般的に見れば(笑)
健康度だけはちょっぴりアップかなと思う程度。
まぁ、私がアップになって姉がダウンになるならそれも困るので
これでもいいかとも思ったり思わなかったり。
2人兄弟、姉妹の運勢ってそういう運命的なことがあるのでしょうか。
とにかく。
サッカーが分からなくても、貴方自身に兄弟がいなくても十分楽しめます。
明るい太陽と、めげない2人から「それでも人生は続いていくんだよ」と
暖かさをもらえる作品でした。
ルドandクルシ 2010年2月20日(土)公開。
http://www.rudo-movie.com/
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1 件のコメント:
Jazmineさん、こんばんは(^^)
いいですねー。こういう脳天気さ。今の日本に輸入したいのはシャネルよりもBMWよりもこうした脳天気さですね。
それにしてもプロデューサー陣の異様な豪華さといったらありません。アルフォンソ・キュアロン、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ギレルモ・デル・トロ。三名の名前を並べただけでこの文字数(笑
皆個性的で才能に溢れ、今後の活躍が期待される方々ばかり。そんな人たちが裏方にまわって作ったのがこのメキシコ映画という…、このなんとも人をくったような感じが微笑ましいです。ご紹介ありがとうございました。
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