アメリカの予告編を見て、公開を待っていた作品。
http://www.thevisitorfilm.com/
予告編の中の、
"you can live your whole life
and never know who you are
until you see the world
through the eyes of others"
という文句が一行ずつ流れていくところで鑑賞決定しましたよ。
インディペンデンス作品らしく、奇をてらわず
シンプルにまとめられてます。
予告編も95%、時系列どおり。
妻に先立たれ、孤独に暮らしていた大学教授ウォルター。
久しぶりに行ったNYの別宅に不法滞在のカップル、タレクと
ゼイナブが住み着いていた。彼らと共同生活することに
したがある日、タレクの叩くジャンベのリズムに心惹かれ
彼の指導を受けるようになる...
ちょっとしたきっかけがあれば、味気ない毎日が変わる。
半ば淡々とつづることで主人公が映画の中のありえない
キャラクターではないことを物語っているよう。
ニュースで毎日流されている、”目を背けたい現実”だけが
真実じゃないと信じられる作品でした。
扉をたたく人 公式ホームページ
http://www.tobira-movie.jp/
*蛇足ながら、予告編を見たい方はアメリカ版をおすすめします。
日本版はちょっと内容をバラシ過ぎてるかも...
この映画のサントラは今月末発売予定。
大きな鍵となっている、ジャンベの響きが聴けるはず。
2 件のコメント:
わ、これ日本でもやるのですね。随分前に予告を見たなあ…と過去ログを確認したら08年の2月でした。いや、月日の経つのは早いですね、本当に。
この5月6月は日本と米国での公開時期のズレから話題作・名作・大作が一挙に集中してしまっていますが、なにもこのようなインディペンデント作品まで惑星直列みたいに並ばなくてもいいのになあ…と、正月の頃を思い出してついこぼしてしまいたくなります。
ZIMさま
正直日本で劇場公開になるとは思いませんでした。DVDでもどうかとも疑ってた(笑
米国との時差はありますね。
そして集まってくる時期も。
試写会も重なるときはえっ?というくらい
良作が同じ日になったりするんですよね。
そのときは、これまでの知識と勘と予測などなどを総動員して決めます(笑)
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