2008年9月28日日曜日

迷子の警察音楽隊。

カンヌ国際映画祭で、ある視点部門”一目惚れ”賞を受賞した本作。
東京国際映画祭コンペティションでも大好評と聞き、早速
観に行ってきました。

文化交流のためにイスラエルに向かったエジプトの警察音楽隊。
でも空港には誰もいない。仕方がないので自分達で現地に
向かうが、たどり着いたのは名前の似た辺鄙な場所。
カフェの女性オーナーが助けてくれ、ばらばらに
地元の家庭でお世話になることに...

突然やってきたアラブ人と彼らと長年対立してきたユダヤ人。
気まずい空気が続くが、それを壊したのは”サマータイム”。
国境を越えて音楽が人々をつないでいく...。

音楽隊隊長と女性オーナー、副隊長とカフェの客(とその家族)、
新人隊員とカフェの客、そしてその友達の彼女のいとこ。
彼らが起こす色々な小さいエピソードが本作の構成要素です。

それは苦かったり、酸っぱかったり、甘かったり...それもかなり。
大部分が微笑ましい、幸せな内容だから逆に引き立つ感じ。

同行者の女性2人と”良かった!”と話しながら帰りました。
たくさんのエピソードがあるので、お気に入りのものや
記憶に残るものがいくつか見つかるはずですよ。

少し肌寒くなりましたが、心まで暖かーくなりたい方はぜひ。

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