簡単に言えば「共時性」、噛み砕いて言えば「不思議な偶然」だそうです。
”セレンディピティ”とどう違うのだろう?と何気なく手にとり、
気がついたらそのまま購入していました。
普段は少なくとも目次を読んでから決めるのですが、今回は無意識に。
改めてじっくり見て、著者の「ただ、夢の実現を強く望んだだけだ」
という言葉に惹かれて読むことにしました。
内容は、作家本人の人生がシンクロニシティと本人の努力で
紆余曲折を味わいながらも夢を実現していく様が綴られています。
堅苦しいハウツーでも、精神論だけのスピリチュアル本でもなく、
1人の男性の物語なのであまり違和感なく読み進められると思います。
シンクロニシティに関しては硬いものから柔らかいものまで出版されていますが、
この本ではリーダーシップ、とりわけ”サーバントリーダーシップ”に関しても
書かれているところが他とは趣が違っている点でしょうか。
今までのリーダー(先頭に立って皆を叱咤激励して引っ張っていく)
というのもいいのですが、女性だけでプロジェクトをやったときは、
サーバントリーダーシップに近く、それはそれでうまくいったので
納得できました。
こういうタイプの考え方は女性も多分得意でしょうから、
上司・部下に悩んでいる友人に薦めてみようと思います。
何回も読み直したい一冊。
ちなみに、シンクロニシティとは「意味のある偶然の一致又はそれを導く能力」、
”セレンディピティ”とは「偶然幸運に出会う能力」。
両方とも磨ける能力だそうですよ。
意味の説明に関しては、こちらを参考にさせていただきました。
http://www.kyushu.meti.go.jp/web_kan/webkan168.htm
シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップ ジョセフ・ジャウォースキー 金井壽宏 野津智子 by G-Tools |
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