最初に愛されたのは妹メアリー、王妃になったのは姉のアン。
世界を変えた華麗で激しい愛の物語。
ハリウッドきっての才女、ナタリー・ポートマンと
各パーツが”セクシーと思う女優ランキング”で
軒並み1位を獲得するスカーレット・ヨハンソンが競演!
しかも”東海テレビ制作の昼ドラ”に匹敵するドロドロさ
と言われて、時間の合間を縫って鑑賞してきました。
イングランド王と妃の間にはお世継ぎが生まれない。
このままではイングランドが不安定になってしまう。。。
そんな混乱に乗じて、成り上がり貴族ブーリン家では
父トーマスが娘を王に取り入らせ、その恩恵で一族の
地位をもっと上げようと画策。上昇気質が強く頭の
切れる姉のアンを引き合わせるのに成功する。
しかし、妹メアリーを気に入ってしまう。嫉妬するアンだが、
自分で成功を掴もうと、婚約者のいる公爵と駆け落ちするも
スキャンダルがアンの将来をつぶしてしまうと心配した
メアリーが家に報告してしまう。
罰としてアンはフランスに追放される。
メアリーは王の寵愛を受け、徐々に愛を受け入れる。
そして懐妊。だが体の弱いメアリーは部屋での療養を
余儀なくされ、王はだんだんメアリーに興味を失っていく。
そんな状態に危機感を覚えた父トーマスはアンを
呼び戻し、王を誘惑するように告げる...
ちょっと書くだけでこんなに長くなってしまうのですが、
これから姉妹の愛憎がもっと激しくなっていきます。
結論としては....おもしろい。でも幸せになれた人が
とても少ない。この時代はもっともっと厳しかったのね。
政略結婚が主流で、その結婚が一族の地位を決定するから
あれば父&叔父のような考え方&決定も致し方ないんでしょうが。
姉妹の母の言葉と涙が一番真っ当な愛のような気がします。
イングランド王もある意味、しょうがないと思いますが
(そこに生まれたばっかりに政治に興味がなくても王に
なっちゃった上に、アンみたいな誘惑もたくさんあったはず)
ただの”本当の愛を知らない人”だな。逆にかわいそう。
そんな野望や欲が満載の本作、かなり見所満載です。
これは男女混合のグループで見て、後で感想を討論する
のがおもしろそうだな...。
試写会で先行して見たのが残念に思えるめずらしい作品でした。
ブーリン家の姉妹 10月25日公開です。
http://www.boleyn.jp/
性格診断はへンリー8世”...
”気品あふれる優しさを持ち、カリスマが...”までは良かったです(笑
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