ダイアナ妃の直系の血族に、彼女と同じように
運命に翻弄され続けた悲劇の女性がいた...
実在の女性ジョジアーナ・スペンサーの生涯をもとに製作された
”ある侯爵夫人の生涯”を鑑賞。
17歳で世界でもっとも裕福な家に嫁いだジョジアーナ。
しかも彼女の場合、夫は彼女のことを愛さない。
やっとやっとできた親友は衝撃の...
(ネタバレしそうなので以下略)
200年前のイギリスでは、女性は家の出世道具。
家の格を挙げるために相手に嫁ぎ、嫁げば
男の子を生むまでは能無し呼ばわり。
心の底から好きな人がいても、離婚できない、どこかに
就職してひとりで生きていくこともできないので、
実家からは”耐えなさい、やり過ごしなさい。
生めば何とかなる”の一点張り。
それは、つらいわよね。
イギリス中が愛する、明るく聡明だけどただひとり、
夫から愛されない悲劇のヒロインはキーラ・ナイトレイ。
おきゃん、元気といえば彼女なのでちょっと違うかな?
と思いましたが豪華な衣装や英国の風景もあいまって
結構はまってるかも。
半分人生を捨ててしまったような、寂しげな表情が印象的でした。
200年前のジョジアーナ・スペンサーとダイアナ妃。
世界で一番裕福な夫を見つけても幸せになれない。
そんな状況でもちょっとは楽しく充実した時間が
あったことを祈ってやみません。
家や血族、運命の不思議さを感じさせられる物語でした。
夫から愛されなくても、イギリス中から愛される。
夫だけには愛されるが、イギリス中から嫌われる。
どちらがいいか考えてみたけれど、やっぱりどちらもイヤだ・・・。
”ある公爵夫人の生涯” 4月11日から公開です。
www.koushakufujin-movie.jp
おきゃんなキーラ・ナイトレイ。
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち [DVD]
意地っ張りそうな感じ。(まだ観てない...)
プライドと偏見 [DVD]
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