パリ・ルーベというのは有名な自転車レースのこと。
”今年で107回目の1dayレースは過酷を
極めることから'北の地獄’とも呼ばれる。”
そうはいってもただの自転車レースでしょう?
という考えは全く持って甘かった!
選手の一団の中にあるカメラが映し出す風景の流れる速さ。
疾走する自転車と地面が触れるために出る激しく大きな音。
自転車ってこんなにアグレッシブなんですね...。
カメラが地面を這うように、パヴェという石畳を映すのですが、
道という言葉が正しいのかというくらいごつごつと角が
飛び出、表面はあちらこちら向いている。
その隙間に積もったような砂は晴れなら空に舞うし、
雨が降ったらぬかるむ。さらに細いタイヤの自転車なら、
一般道のバイクよりも数段危ないに違いない。
天候や石畳という悪状況から落車・パンクが多発し、完走者は約半数。
他レースで優勝した猛者でも走りきれないこともあるという。
”幸運であることはもちろんだが、不運でないことが大切”
という言葉もうなずける。
しかし、それが魅力となっていることも事実で、過去の優勝者、
出場者、メカニックなどの熱の入った言葉を聞いているうちに
全く自転車に乗らない私も走ってみたい気分になった。
音楽も良くて、レースの過酷さとは真逆の優しい調べ。
作品鑑賞後、テーマ曲を思い出しながらうらうらと
歩いている横を、車に勝負を挑んでいるように
びゅーんと走り抜けていく颯爽とした自転車を見て”私も
始めてみようかな?”と思ったことはいうまでもありません。
何かに限界まで挑戦したいキモチになれる作品でした。
予告編だけでも観て欲しいわー。
19日までの限定上映です。気になった方はお早めに♪
ロード・トゥ・ルーベ
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