2009年4月11日土曜日

コレを観ずして何を観る? 映画:スラムドッグ・ミリオネア

”運じゃなく、運命だった。”

”必ず君を見つけ出す。これは運命だから―。”

今年のアカデミー賞主要部門でごっそりオスカーをかっさらっていった
インディペンデント映画、スラムドッグ・ミリオネアを紹介します!

アメリカの予告編を見たとき...心底惚れこんでしまいました。
インドの音楽と風景、そこに暮らす人とダニー・ボイル監督お得意の
”大疾走”など短い時間でぎゅぎゅぎゅーっと
詰め込まれていたんだもの。

早く観たかったけど、全く日本公開の話がない。
それならと原作を手にとってぱらぱらめくってみると...
やめられない、とまらない。一気に読破。

情景が、人物が、ハプニングが生き生きとしてて簡単に想像できるの。
本が出版されたのは何年か前だけど、そのときはちょっと話題に
なってたらしい。私ももっと前に出会っていたかった!!


さて、映画本編のお話。

スラムで育った少年、ジャマール。
あと1問正解すれば史上最高額を獲得する
ところだったが、不正を疑われ警察に逮捕される。
無学の彼がどうしてクイズの答えを知りえたのか?

少年が数奇な人生を知恵と度胸で生き抜き、
運命の人と再会するために全てを賭ける....


それだけでもおもしろい物語なのですが、目が覚めるように
鮮やかな色彩と生命力に満ち溢れた国インドが舞台なので
さらに躍動感が増してます。

汚い大人に出会ったり、憧れの人にサインをもらうための決死の行動や、
運命の人を捜し回ったり、司会者が正解と言うまでの間(みのさんは
ものすごいタメていることに気がつく笑)にハラハラしたり。
―笑い、冒険、恋愛、人間ドラマや社会派、サスペンスも?
何しろ様々なエキサイトメントがてんこ盛り。

最後は賞金を獲れるか獲れないか、たったの2択のはずなのに
そこまでに至るまで息もつかせないで一気に観客を
引き込んでしまったわ。

音楽も、漫画のような構図も、無名の俳優陣も
全てがもうお見事としか言いようがありません。
見逃し厳禁です。至福のひとときでした。

ダニー・ボイル監督に乾杯!!


スラムドッグ$ミリオネア 4月18日(土)から公開です。
http://slumdog.gyao.jp/ 



もし映画がお好きな方は原作もおすすめ。
もっともっと濃ゆーい、ハラハラドキドキも倍増の読後感を味わって。
出題される問題もそれにまつわるエピソードも多いです。
タイトルは”ぼくと1ルピーの神様”。


US版のポスターとか予告編の方が私は好きだなー
Apple - Movie Trailers - Slumdog Millionaire



トレインスポッティングも、28日後...も大疾走。
他の作品も観てみようっと。

2 件のコメント:

ZIM さんのコメント...

何度も機会を逃してしまい、ようやく昨日鑑賞にこぎつけました。観たいモノをみせていただいて満足至極。無垢、イノセンス、正直さといったものがむしろ罪悪とすら捉えられがちな現代において、その価値を力強く訴えた物語でしたね。でも必要以上にラティカの境遇に感情移入してしまい、もう胸が痛くて痛くて…(笑

特に映画的だなーと感じたのは序盤の子供たち大疾走シーンと目を潰された男の子との再会シーン。「偉くなったんだねジャマール」という一言に気持がもうぶわわっと。

Jazmine さんのコメント...

ZIMさま

純粋さが胸に迫る作品ですね!
もう、いい映画としか言えません(笑

早くDVDリリースを!!