普段は外国文学が圧倒的に多いので、
久しぶりに日本語の美しさが分かる
本を読み終えた。
運命的な事件ゆえ愛し合いながらも
離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で
十年の歳月を隔て再開した。
そして、女は男に宛てて一通の手紙を
書き綴るー。往復書簡が、それぞれの
孤独を生きてきた男女の過去を
埋め織りなす、愛と再生のロマン。
(あらすじより引用)
錦も、繍も”積み重ねる”というイメージ。
いろいろなヒトがいろいろなことを
重ねたり、壊したり、変えたりして
小さい、けどとてつもなく大きな物語が
織られているのだなぁ・・・
と改めて思う。
過去のことを乗り越えて
未来を見れるようになるラストで
よかった。
主人公と同い年になったら
あのくらい雅な日本語の手紙を
書けるようになっていたい。
そして、たまには電話やメールでなく
手書きの手紙をもらってみたいですね。
2 件のコメント:
osakaです。なぜだか、シンガポールにいます(笑)
手紙の件、いいですね・・私も最近は滅多に手紙を書かなくなりましたが、一昔前は、必ず、初めてお会いした人に礼状を書いていたものです。
osakaさん、こんばんは。
シンガポールどうですか?
いい国だったので、私も
行きたいですね。
楽しんでください。
手紙ってもらわないですよね。
実家の荷物に入っているか、
誕生日のカードで年1度もらうか
どうかというところです。
だから・・・
機会を作って他の人に
書いてあげたいと思いますね。
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