2008年7月27日日曜日

心優しい巨人、のイメージ。

ちょっと前になりますが、この人を見ました。

ハンド・ビルト・バイ・ロボッツ(3ヶ月限定スペシャル・プライス)

髪はロングのドレッド、顔下半分はひげで隠れてる。
そして見上げるほど背が高くて手足が長い。
バランスはまるでラピュタに出てくる巨人兵。
髪とひげの間からちょっとだけ見えてる目はいたずらっぽく笑ってるし、
全然アーティストっぽくないの。

"Hello!(そして自分のことをつらつらと語り始める)。
...ある日ラジオで出演するときカバー曲を演奏しなくちゃいけなかったんだ。
これをやりたかったんだけど、局のカラーと合わなくてだめだって
言われたんだよ。”と言って演奏し始めたのは...

http://jp.youtube.com/watch?v=HFd
sjF2Gh_Q
 *50秒過ぎくらいから始まります。

原曲と全く違う!
そして彼のキャラでこの曲かい!!(笑。
(ちなみに"You Spin Me Round" by Dead or Aliveです。)

ひとしきり笑いを取った後、
”しょうがないので、こっちにしたよ。”

http://jp.youtube.com/watch?v=dr
oZGvBt5DY

こちらはMassive AtackのTearDrop。
原曲はおぼろげに覚えているだけなのですが、
それでも感じは違いますね。

そしてUK、USでもヒットして最近では日本の
ラジオでも結構オンエアされているDream Catch Me。

http://jp.youtube.com/watch?v=YN4l
AndjB1E

などを何曲か披露して、その場の空気を
ほんわか和やかにして帰っていきました。

ジャンルとしてはフォークのようです。
そしてギターテクがすごいとのうわさ。
”奇跡のシンフォニー”の主人公のような
ギターを披露しています。

力の入ったプロフィールはこちら。
http://www.bmgjapan.com/newtonfaulkner/profile.php?id=2386

私はそれだけでなく歌や声のバランスが
良かったので気に入りました。
今後どんな曲やカバーをやってくれるか楽しみ。
今度来日したら、きちんとライブをしてくれるかな。

美メロ好き&ギターテクに興味がある方はぜひ。



ちなみに。Newtonさんはとってもお話がお好きなようで
時間のかなりの割合をさいていて、通訳さんが
大活躍だったのがおもしろかったです。

また、2UnlimitedのNo Limit(ちなみにこれは原曲)
http://jp.youtube.com/watch?v=AjyMQx13
jrA
(ジュリアナでヘビーローテーションでしたね)のカバーも
やっているようです。Newtonさんと私、多分話合うわ(笑

シティ・オブ・メン。

シティオブゴッドのフェルナンド・メイレレス製作、
ファヴェーラ・サーガ第二章。

ということで、かなり興味を持って試写会におじゃましました。
(第一作目はまだ観てませんが汗)

ファヴェーラという地域は”世界で一番陽気な地獄”と呼ばれているそう。
映画を観ていても、仕事はなく、生きるためにギャングになるのが日常的に
行われている感じがしました。

以前ツォツィ http://www.tsotsi-movie.com/ という映画の原作を
読んだときも思ったのですが、明日も生きていられるかという
生活の中で懸命に前を向いている彼らはなんて逞しいのだろう。
自分が思い悩んでいることなんて、ぜんぜん問題ではないね。
今あることに満足して、まず感謝しよう。

第一作を観たら、ツォツィの映画版を鑑賞したい。

8月9日から公開。

シティオブメンHP
http://cityofmen.asmik-ace.co.jp/

祝・待望の日本公開!”ホット・ファズ”!

前作がおもしろかったので、観たい!!と思ったのは約2年前。
イギリスに遊びに行ったときの最終日に公開で、
ぎりぎりフライトが間に合わなくて断念したという映画です。
そんな思い出のある”ホット・ファズ”を観てきました。

今回、連れはなんと、8人。"どんな映画が面白い?"と聞かれて
内容を話したら、行きたいと思いがけなく手が挙がったので。
有名な俳優も出てないのですが、プレゼン能力が上がったのかな(笑

ジャンルは、ポリス・アクション・コメディ...??
ロンドン勤務の警察官エンジェルは優秀すぎて、田舎に左遷。
のどかな村で事件もなにも起こらない。しかしなぜか
不自然なくらい事故が多いことに気がついてしまい...
と、そのくらいしかストーリーが説明できない。
シンプルなんです。

”最後にバーンと盛り上がる大作”というより
中級のネタやイベントがどんどん繰り出されてくる感じ。
ハリウッド映画のパロディやイギリス風ユーモアにも
観客の反応がよくて、皆お互いに安心して笑っていたように思うわ。

ところで、今回の心残りはある女性。

じかに私の説明を聞いて参加してくれた他の人と違って、
”映画を観る会がある”ということで来てくれたんだと思う。
でも好きな映画がA・I、途中で退場した映画は
キル・ビル(それも半分も観ず)という育ちのよさそうな彼女、
絶対楽しめなかっただろうな・・・
どう考えてもこの作品はキル・ビルに断然近いもん。

それはしょうがないとして(笑、シニカルな笑いと警察ものが好きな人は
ほぼ気に入っていただけるものと思います。
あとはイギリス好きな人は絶対好き。

高い期待があったけど、それ以上におもしろかった!
私自身は、DVDが出たらもう一度細かいところまで見直すこと、決定。
最近笑ってないな。。。という人はぜひ試してみて!!


ホット・ファズ公式HP
http://hotfuzz.gyao.jp/

こちらもおすすめ!
エドガー・ライト監督&主演サイモン・ペグの前作です。
ショーン・オブ・ザ・デッド (ユニバーサル・セレクション2008年第6弾) 【初回生産限定】
ショーン・オブ・ザ・デッド (ユニバーサル・セレクション2008年第6弾) 【初回生産限定】サイモン・ペッグ.ケイト・アシュフィールド.ルーシー・デイヴィス.ニック・フロスト.ディラン・モラン, エドガー・ライト

おすすめ平均
starsめちゃできのいいゾンビオマージュ映画
stars熱い映画オタクのリスペクト心炸裂!
starsタイトルでまず笑った
stars楽しいゾンビ映画o(^-^)o
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ドラゴン・キングダム

ジャッキー・チェンとジェット・リーが共演!
夢のような映画"ドラゴン・キングダム"を観てきました。

まず... ジャッキー、ごめん。
あんなにすごいと思ってなかった。
今まで一本も最後まで見ていられなくて、
私には良さが分かってなかったのね。
テレビのちっちゃい画面では分かるわけないのに。

ジェットもしかり。
そんじょそこらのハリウッド俳優とは迫力が違う。
気とかオーラとか見えないものが見えそうだもの。

一緒に行った人曰く、すごい前のめりで
息を詰めて観てたらしい。
どうりで体力使ったような気がしたわけだ(笑。

何かを極めた人はやはり違う。
二人の気迫と優雅さに圧倒される約2時間。

いいものを観ました。

2008年7月19日土曜日

テネイシャスD ~運命のピックを探せ!~

原題:Tenacious D in Pick of Destiny
コピー:"目指すはロックで成り上がり”
    ”PIGがPICでBIGになれる!?”

昔からジャック・ブラックのファンだったので、
TenaciousDの存在は知っていたものの聞く機会がなく。
試写会の招待券をいただき喜び勇んで行って来ました。

おもしろかったし、会場も大盛り上がりだったけど...
なんというか、褒めたらマズい映画だなと。
”品格”のレベルで(笑。

曲はかっこいいけど、歌詞がえらいことになってます。
英語は音として楽しめるくらいの英語のレベルで
良かったと思ったのは初めてです。
気になる方はこちらで予告編を見てみてください。
http://www.tenaciousd.jp/

内容もハレンチ極まりない!
というか幼稚園の男の子のレベル。
あれやこれやが放送禁止語でないことにびっくりしました。
よく劇場公開になったね...でも笑えます、おもしろいです。

とはいいつつも、かなりJBと相方のKGの良さは出ていて
本人達は大真面目に音楽をやっているのが分かります。
ファースト・アルバムはプラチナ・セールスになったのも
うなずけるほど声も曲も、いいと思いました。
有名な俳優もカメオ出演してますし、
見所はたくさんあります。

私自身は1シーンを除きほぼおもしろかったです。でも
女性らしい女性には本当に本当に、おススメしませんねー。
そういう方はそもそもあの音楽は好きではないと思うので
観る心配もないでしょうが、デートには史上最高に不適切です。

とにかく、くだらない!おバカ過ぎる!と笑いながら観るのがよろしいかと。
ロック史の登場人物が分かる方はさらに楽しめそう。
この人はきっと、すごいんだろうなっていう人が
ちょいちょい出てきました。
観て分かった方はぜひ教えてください。

ついでに言うと、最後まで席を立たないように。
ジャック・ブラックの関わる映画はほぼ毎回
エンドロール後にお楽しみがあります。

7月26日から公開。
テネイシャスD ~運命のピックを探せ!~公式HP
http://www.tenaciousd.jp/

近距離恋愛。

原題:”Made Of Honor"。
コピー:”彼女より大好き。それでどうして友達のまま?”

舞台はニューヨーク。
プレイボーイのトムには、彼女よりも一緒に
時間をすごす女友達ハンナがいる。
大学のときに変なきっかけで出合って以来
10年来の大親友である。

毎週日曜にはゴハンを共に食べているのだが、
彼女の6週間もの出張中、一人で何をやっても
楽しくない。徐々に存在の大きさ大切さを
トムに気付かせる。

”帰ってきたら告白する!”と決心するが、
やっと帰国した彼女の横にいたのは、なんと婚約者。
出張先で電撃的に出会ったとはにかみながら告白する。
さらに、同性の親友が行う”花嫁付添い人”をトムに頼む。
彼女のために最高の式を準備しつつも、
自分の気持ちを伝えたいと奮闘するが...。

主役のパトリック・デンプシーは最近だと
ドラマ”グレイス・アナトミー”と映画”魔法にかけられて”で有名です。
私的にはもっと若いときから活躍をしていたと
思ったのですが、”ずっと忘れない”(こちらも良作)などで覚えていただけだったのかしら。
プロフィールを読むと意外と男らしいなど、なかなか味のある俳優さんです。

話のすじとしては、かなりおもしろいです。
彼女の婚約者にライバル心を燃やすトムですが、
何せ彼は完璧。名誉も運動神経も歌の才能にも
恵まれて、全く歯が立たない。
でも彼女に対する気持ちが本当だと知っているから
真っ直ぐ向かっていくところに、皆が応援したくなるのが
分かります。その上、告白しても全く相手にされなかったりして、
見ているこちらが切ない!うまく行くのか行かないのか。
ドキドキします。

また、ニューヨークとスコットランドの結婚式と風景が
楽しめるところも良い。全然違うけどどちらもステキ。

おおむね女性向き&少女マンガ好きな男性向け。とは思うものの、
男性にも参考になる点はたくさんあるはず。
(いかに女性が結婚式に力を傾けるかとか。)
皆で見て、男女の友情は成り立つor成り立たないという議論をするのもまた楽し。
DVDでもいいので、ぜひ観てみることをおススメします!

追記:印象的に使われているのがさまざまな楽曲たち。
   最近チャートにも入っていた”Love Song” SARA BAREILLESや
   ”You Give Me Something”James Morisonなど聴き応え満点。
   サントラの発売予定がないのが残念。(ソニーさんよろしくお願いします!)
   でも音楽のためだけにもう一度観てもいいと思えるクオリティーでした。


公開中です。
公式HPはコチラ↓
http://www.sonypictures.jp/movies/madeofhonor/

2008年7月18日金曜日

日本に1店だけのキャンディーショップ。

PAPABUBBLE(パパブブレ) 〈中野〉

御座候というおいしい大判焼きがあるのですが、
あの店のステキなところは並んでいる間に
作る過程が見られるところなのです。
大人になった今でも行くと食い入るように
見入ってしまいますね。

そんな実演販売好きな私が次に行ってみたいのは
パパブブレ。飴ちゃんを店内で作っているようです。
Dean&Delucaにも商品をおろしているらしい。
”子供は好きだと思う”的なコメントが多いようですが、
私の場合自分が行きたいのでメモw。

2008年7月8日火曜日

カンフー・パンダ

コピーは「自分を信じろ。」
原題も同じく"Kung-fu Panda"。

やっと試写会が始まったので早速行ってきました!

日本語吹替と字幕を選択できたのですが、
ここはジャック・ブラックでしょう。ということで
後者を選択。

ラーメン屋の跡継ぎとして生まれた、ぐうたらパンダのポー。
でも考えることは寝ても覚めても大好きなカンフーのこと。
ある日、悪人タイ・ランを倒すため、”竜の戦士”を選ぶ
カンフー大会で達人たちを差し置いてなぜかポーが選ばれてしまう。
対決のときのために訓練を始めるが、まったくついていけないポー。
さぁどうする? というストーリー。

アニメなのですが、動き、特にカンフーの出来はかなりいい。
スピード感、重量感、質感、立体感などは全くもって自然です。

登場人物(動物?)としては.....どこまでもパンダが愛らしい。
”うちにポーがいて欲しい”と思うくらい。
くるくる変わる表情も、素直な性格も胸キュン(死語)。

その上、見た目もポーと変わらないジャック・ブラックが
”ぐうたらだけどカンフーへの愛は人一倍”なパンダを
きっちり表現していて、終始会場内は笑いが絶えなかったし
意外にもほろっとくるところもありますよ。

”スクール・オブ・ロック”に続き、上映後大きな拍手が起こった映画でした。
家族や友達同士、デート、同僚とでも楽しいでしょう。
万人におすすめ、です。もう一度観こうかなー。

逆輸入?スピード・レーサー

原作は見たことないものの、ウォシャオスキー兄弟が監督で
Rainと真田広之さんが出ているならはずせないでしょう。
ということで、Tokyo Premier Previewに潜入。

世界最大のIMAXスクリーンで上映ということで、画像は最高。
視覚的には大満足です。
会場が会場だけに音がもわーってしてたのが唯一残念。

あらすじは...あまりない(笑)。
車のスピード、爆音、それにレースの駆け引き、スリルと極彩色を楽しむためのもの。
車好きの男性方にはおおむね好評でしょう。
特にトロンとか、ワイルドスピードとか好きだったら必見ね。

女性は...出てくる俳優が好き、特にRainさん(英語がうまい!!)の
ファンなら納得するかも。
だから、女性には積極的にはおススメしないかな笑
デート向きでは絶対ないです。

私はもう一度、映画館で楽しみたい映画です。

サウスランド・テイルズ

不思議映画”ドニー・ダーゴ”で一躍
有名になった、リチャード・ケリー監督の最新作。

ドニー...は気になっていたものの、未見だったので
最新作+ドニー・ダーゴ+監督の生インタビュー(豪華!)の
試写会に朝9時過ぎからいそいそと行ってきました。

結論から言うと...訳が分からん。

ばらばらに思えた登場人物達が少しずつ交差していって、
”世界って狭いのね”と思っているうちに終結して終わり。
しかもその交差の仕方が複雑で難解。理解に苦しむ。

でも、映画がおもしろくないと言いたいんじゃありません。

何回も観ることでだんだんおもしろくなっていきそうな気がするんです。
観終わって”なんでこうなったんだろう?もう一度観てみよう。”と
思える映画だから。理解するより、感じろ!と申し上げたいですね。
DVDが売れるタイプの作品でしょう。

各種ゲームやパズルなど、分析・頭使うのが好きの方はいい点をつけるはず。

そうでなくても、WWE(現役でしたっけ?)のロック様が、
サラ・ミッシェル・ゲラーが、超人気実力派アイドルの
ジャスティン・ティンバーレイクがイメージを覆すような
人物を演じるのを観れるだけでもこの映画の価値があるというわけで。

今回の試写会の参加者は、監督のサイン入りDVDを後日いただけるとのこと。
絶対見直すわ。楽しみにしてます。

カンヌかどこかの映画祭で史上初の最低評価だったらしいですが(笑
Funではないけど、文字通り”おもしろい”、ひねりのきいた映画を観たい方はぜひ。


ちなみに音楽も良くて、誰かと思ったらMobyでした。納得。