2008年12月15日月曜日

ミラーズ。

映画”ミラーズ”におじゃましてきました!

主演のキーファー・サザーランドさまは
この作品でも24ばりに走って叫んでます。
だからどうしても24にしか見えないw

でももちろん相手はテロリストなんてものではなくて。
ちょっとでも姿を映せるものならどこにでも出てくるんだから、
怖い!背筋凍るわ....
さすがのジャック・バウワーもお手上げのようでした。

ラストは予測確率”0%”というのがキャッチコピーらしいです。
....納得。
某有名ストーリーテリング監督作品以来、
久しぶりにこういうエンディングを観ました。
話のプロットはかなりおもしろいかも。
(ホラー系にしては...)

ジャック・バウワー+ホラー+サスペンス+α、
そして多少スプラッターもあり。
いろんなテイストをちょっとずつ楽しめますよ。

しかし、流血&解剖がだめな方は控えた方が賢いねw
途中で帰った方もいらっしゃいましたから、誰かと行く場合は
相手の趣味&許容範囲を確認してからどうぞ。

12月26日から公開。
movies.foxjapan.com/mirrors/

容疑者Xの献身。

邦画はあまり観ないのですが、そう言って全く
触れないのも映画ファンがスタる....。
あとは父くらいの年齢の、映画会社の方とお会いする
予定があったので話のネタにと思い、最終日に
駆け込んできました。

でも、鑑賞する前は、映画にする必要は
あるのか?2時間の特別編でいいのでは?と
そこが気になってました。

結論から言うと...かなり良いネタになってくれました。

プロットも”お!そうきたか”と思いましたし、
ガリレオ福山さんも研究、学問だけが好きな変人ではなく
人の心を持ち、苦悩しているところが表情に出てたし
(ま、これは撮影がちょうどものすごく大変で
素でもやつれていたせいらしいですがw)
天才数学者役の堤さんは説得力がありました。
期待以上です。

その上、最後の柴咲コウさんの歌が映画に
合っていて余韻に浸るにはぴったり。

おかげさまで映画会社の方とも話がはずみました。
よかった、いい映画でw

容疑者Xの献身
yougisha-x.com/

本はガリレオ福山さんの人間らしさがもっと出ているとのこと。
こちらも読みたいと思います。

容疑者Xの献身 (文春文庫)
容疑者Xの献身 (文春文庫)東野 圭吾

おすすめ平均
stars●さあ、映画を観よう!!
stars数学と恋愛
stars身を捧げる人生が、哀れ。
stars切なすぎる。
stars東野圭吾の最高傑作

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

予告編:Slumdog Millionaire (原作:ぼくと1ルピーの神様

Fox Searchlight - Slumdog Millionaire - Official Site

原作を先に読んでしまいました。
設定が魅力的で,もう待ちきれなかったのです。

インドのスラム街で生きる少年ラムは、クイズ番組で
史上最高賞金10億ルピーを獲得。しかし、学校に
行ったことがない彼が全問正解するはずはないと
疑いをかけられる...
なぜ彼は答えを知っていたのか?

彼の人生とそこに起きる大小の出来事。
さまざまな糸が絡まり、織り込まれ、
ある瞬間に隠れた色がまた出現したり。
上質な織物みたいな物語です。

インドの生活がありありと想像できる描写も
話に引き込まれる要素の一つですね。

読後の気分も色々。
爽快感も、安心感も、幸福感も、もう全部!
本当に楽しかった。

今年1番のオススメ本。

ぼくと1ルピーの神様
ぼくと1ルピーの神様

日本公開のタイトルは原作の原題(確か"Q and A")か
日本語の題と同じか、はたまた映画タイトル絡みになるのか...
そこも楽しみ。

2008年12月12日金曜日

予告編:Dragonball Evolution

ハリウッド実写映画版ドラゴンボール予告編

ついにきました。
結構いいのではないでしょうか。
悟空とブルマは思ったより違和感なし。
Roshi(老師=亀仙人)がもっと仙人らしいと
個人的にもっとしっくり来ますが...

あとはEvolutionとタイトルについているところが
ハリウッドらしい気がします。
”実写にしてあげたからね”感というか(笑

2時間でどんな話が展開されるのかが
ヒットする分かれ目なのかも。

これからの情報に注目ですね。

2008年12月10日水曜日

予告編:Delgo

http://www.delgo.com/

う...ごめんなさい。
爬虫類は大好きなんだけど、これはだめだ。
だめなあまりセリフが聞き取れなくて、話の筋も分かりません(泣

2008年12月2日火曜日

2008年11月28日金曜日

ジョン・ロビンソン...新曲PV。

スヴェンソン feat. ジョン・ロビンソンの新曲です。

PVはコチラ↓



他にも何パターンかリミックスがあります。

2008年11月17日月曜日

曲、出しました。


ついに、曲が出ました!
ほぼ全世界でリリースです。

artist: Svenson feat. John Robinson
title: Lover (I Want You)




PVはこちら


オランダのチャートで初登場46位→今週は25位に浮上。
http://www.dutchcharts.nl/weekchart.asp?cat=s

下記のリンクと、アメリカとオランダiTunesで購入できます。
ユーロやドルになりますが....現在は円高なのでお買い得。
記念にいかがですか?笑

Audiojelly
http://audiojelly.com/index.cfm?action=artist.cfm?id=35389

Juno
http://www.junodownload.com/products/1368582-02.htm

Judge Jules
http://www.judgemusic.net/details.cfm?id=189644

2008年11月13日木曜日

誰も守ってくれない。

”すべてを受け入れたとき、
     人は、静かに、強くなる。 ”

邦画はあまり観に行かないのですが、
めずらしく出かけてきました。

犯罪と、加害者家族に対するマスコミや世間の扱い等々...
かなり重たいテーマでした。一般の、普通の人々が
加害者宅に電話をかけたり、個人情報をネットで流すと
いうような狂気に手を貸してしまう可能性がある。
観ていて”もし自分や自分の大切な人がそうなったら...”と
考えずにはいられませんでした。

作品のできはさておき。当日は監督、キャストの
舞台挨拶がありました。 かなり豪華な俳優陣で
”やっぱり生身の人間なのね...でも実感湧かない。”
と思いながら観ておりました。

その中でこの人
間宮兄弟に出ています。
受け答えも面白かったのですが、退場する際観客に向かって
深々と一礼していらっしゃいました。

ちょっとドキッとしました。はっとさせられたというか。
うまく言えないのですが...。
それから”気になる人第1位”になりました。

実際はどんな人なんだろう?会ってみたい...

誰も守ってくれない 1月24日公開。
http://www.dare-mamo.jp/

2008年11月12日水曜日

ドイツ映画祭:クラバート




ドイツの書籍(児童文学のようです)を映画化した作品。
CGなどを使ってかなりスケールが大きな本作、
主人公の親友役に、日本でも名前が知られているダニエル・ブリュール
グッバイ、レーニン!サルバドールの朝)が出演していたり、
他にもドイツ本国で人気のある俳優さんがいるようです。

黒魔術やからす、人骨など、ダークサイドな要素が多いだけに
画面も漆黒の闇の場面がほとんど。でもキレイですね。
あとはとっても寒そうな冬の場面が記憶に残りました。

絵本のように語られる、物語に入り込めれば楽しい作品。

ハリウッドも負けていられないですね。






クラバート "Krabat"
http://www.krabat-blog.de/

2008年11月11日火曜日

ドイツ映画祭:ベルリンDJ

Berlin Calling: Original Soundtrack


 実際にテクノDJである、 パウル・カルクブレンナーが主演。
 初めての演技とは全く感じさせない自然さに圧倒されました。
 DJも役者も観客や相手の空気と間をぴったりと合わせる事が
 とても大事だと思うので、共通項があるかもしれません。
 またDJがDJをやるのならば、”勝手知ったる。。。”になるでしょうが、
 その想像を上回る表現力。ドキュメンタリーと言われたら信じてしまうかも。

 作品中の音楽も最高。クラブ・ミュージックは好きでも
 ジャンル違いで私の好みに合うか合わないか危惧していましたが、
 全く問題なし。監督が配っていたサントラ、欲しかった!

 DJとドラッグということだけでなく、芸術と狂気、家族などとの
 絆について深く考えさせられる映画。
 絵画や写真、音楽などアート全般とクリエイティブなことに
 少しでも関係している方はぜひ一見を。



ベルリンDJ "Berlin Calling"
http://www.berlin-calling.de/

 
 

 
 

ドイツ映画祭:耳のないウサギ

ちょっと前になりますが、ドイツ映画祭に行ってきました。

Keinohrhasen
Keinohrhasen


 大人のラブコメ。恋愛についての、男女の感情や行動
 常識のすれ違いがかなり笑えます。こういうドイツ映画は初めてかも。
 主人公の男性はスーパースター級の俳優さんなんですってよ。
 何か観たことあるとは思いましたし、かっこいい。
 機会があったら他の出演作もチェックしてみようっと。
 ティル・シュバイガー、もしくはティル・シュバイガーといって監督も兼任だそう。

 脇役もなかなかの個性派揃い。長い上映時間でも最後まで観れました。
 劇場公開か、DVD発売したら結構集まりそう。
 音楽もかなりおもしろい。ダンス・ミュージック(もしくは少なくとも
 ノリのよい音楽)が日常的に聴かれているのだろうか?

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

 ちなみに右側の、葉巻くわえている方です。

 

2008年11月6日木曜日

予告編:ラースと、その彼女。

メモ。

かなりハート・ウォーミングなストーリーになりそう。

彼女と紹介された人が、実は”リアルドール”だったら.....
彼はおかしくなってしまったのか?
それともこちらがおかしいのか?
彼を取り巻く周辺の人間がどんどん巻き込まれていく。

彼女の表情に、まだちょっと慣れないけど
年末にほっこり暖まれそうな映画です♪


「ラースと、その彼女」12月公開。
http://lars-movie.com/

2008年11月5日水曜日

ジョージアの日記。

ジョージアの日記-ゆーうつでキラキラな毎日-オリジナル・サウンドトラック

鼻が大きいし、口も変!と、自分の見た目が気になるジョージア。
ある日ゴージャスな転校生に一目惚れ。
彼が会っているのは学校一の悪女だけど、
ちょっとでも近づきたいジョージアは...というお話。

で、何をしたかというと。女友達3人と彼の後をつける。
偶然を装って彼の家(お店を営んでいる)を訪れ、話しかける。
彼が猫好きだと知ると、自分の飼っている猫が行方不明だから
一緒に探して!と連れ出す...など、好きな人に近づきたいが為に
やってしまう数々の行動をジョージアがやっていくわけです。
会場が”あー、昔やったよね(苦笑)”という雰囲気に。

それにその王子様がバンドをやっていたり、
他の男の子と一緒にいるジョージアに嫉妬してにらんだり、
彼女のために○○したり(ネタばれのため伏せますが)
ちょいちょい乙女心をくすぐる設定やちょっとした行動がにくい。

また妹が愛らし過ぎるゆえにちょっと嫉妬してみたり、
大好きなお父さんが海外に単身赴任している間に
お母さんが浮気!?な状況にあたふたしたり。

真っ直ぐなジョージアを観客が暖かく見守ってて
よかったです。自分の体験を思い出して、痛いと思いつつ
うまくいって欲しいと応援したくなる感じ、かな。

イギリス好き(言葉でも風景でも)と、元気をもらいたい人は必見。
学生時代の甘酸っぱさを再体験できます。

サントラも要チェックです。

11月15日公開。
http://www.g-nikki.jp/

MTVでは最初の10分間を公開しているそうです。(14日まで)
これ、いいですよね。
http://www.mtvjapan.com/tv/program/rg_screen_10m








以下、もっと読みたいという長文好き且つ奇特な方へ。


その”王子様”と距離が近くなり始めると
他の現象も起こってきて。
これは”まんが家マリナ”だ。。。と思いました。

補足すると。。。昔そういう小説があったんですね。
主人公はよく言えば”ふっくら”のチビデブちゃんな上、
ド近眼のため瓶底のようなネガネをかけ
髪の毛がくしゃくしゃっとしているその上に
おっちょこちょいで食べ物に目がない売れないまんが家。

にも関わらず、ハーフの幼馴染(途中でなぜか紛争地域に行ってしまう)やら
IQ269だかの名門出身のフランス人(類まれなる美貌を持った、確か32代目)とか
弾上藤一郎宗影静香(こちらは30代目、日本舞踊かどこかの名家)など
皆から熱烈に愛されるという、夢のようなお話なわけですよ。
女子中高生が支持していたと思われます。
コバルト文庫、懐かしいなぁ。

そういうドキドキ感が味わえる映画です。

あとはしゃべっている言葉がかなりイマドキなんでしょう。
字幕から考えられる英語とは全く違うのが興味深い。
語尾を変換させたりして独自の言葉を使っているのは
日本もイギリスも一緒ですね。
原題もかわいい。

家族や友達、恋敵との関係も省略せず
うまく絡めて終末に持っているから消化不良もなし。

言うほど主人公がおブスでないのがちょっと気になるけど、
ハッピーエンドがお好きなら絶対オススメの1本。





書籍もあるようです♪
読んでみたい...


ジョージアの青春日記〈1〉キスはいかが?
ジョージアの青春日記〈1〉キスはいかが?

ジョージアの青春日記〈2〉恋はミステリー
ジョージアの青春日記〈2〉恋はミステリー

ジョージアの青春日記〈3〉女はつらいよ
ジョージアの青春日記〈3〉女はつらいよ

2008年11月3日月曜日

...Are you free tonight?

”選ばれたエグゼクティブだけが集う秘密クラブ。
 導くのはエリート弁護士、ハマったのは孤独な男。
  待っていたのは運命の女と、罠-----。”

”愛と金と欲望が渦巻くニューヨーク。
 この騙しあいに勝つのは誰だ?”

11月8日公開の”彼が二度愛したS(Deception) ”を鑑賞。

途中までは”ありがち?テレビで放映するとき、
展開がある時間に事件があるのね...”と
斜に構えて観ておりました。
が、その事件が起こった前半の最後から
だんだん引き込まれて。

うまく騙されました。

NYだったら、現実に起こっているかもしれない雰囲気と
女性エグゼクティブの演技のすばらしさが印象に残りました。

”技あり”と思ったのは劇場のフライヤーが男女別に作られていたこと。

”あなたには「S」が足りない”と各4つのS(重複もあり)についての
記述に納得。Story, Satisfaction, Special, secret などなど。
本当は異性のは見てはいけないのですが、
興味があったのでチェックしちゃいました。

内容が若干セクスィーwだけど、男性用フライヤーには”そうそう、
これやったら絶対好かれる!”、女性用には”そういうものか~”と。
勉強になりました(笑

偶然見つけた、このサイトは明記していないけど
多分この映画の宣伝用ですよね??
これは見つけてくれる人いるのかな...それこそ、あやしいけど(両方の意味で)。
http://konyahima.2s-movie.jp/

昨日と同じ今日を繰り返している方、
たまには冒険してみてはいかがですか?
深みにはまっても責任持ちませんが(笑



「彼が二度愛したS」11月8日公開。
http://www.2s-movie.jp/
男女向けあります。

デス・レース、再び。

今回は東京"デス"映画祭にて。
ドレスコードが黒ということで、パンキッシュに
決めてみたのですが...午前中にその格好で
ビジネス街を歩くのは若干抵抗が。
なぜ上映が昼間??

2度目も音や映像がいい会場だったので、
ほぼ楽しんで観ることができました。
監督の得意分野だね。

前までそんなにファンではなかったのですが、
ジェイソン・ステイサムの今後の作品は観ていこう。

最新作はコチラ。
http://www.bankjob.jp/
奪ったブツは、
キャッシュとダイヤと
王室スキャンダル。

実際あった話だとか。
スリルの香りがしませんか?w



トランスポーター【廉価版2500円】

かけひきは、恋のはじまり。

なんだか、意味深。


オリジナル・サウンドトラック「かけひきは、恋のはじまり」


ジョジ・クル”ブリジット”のやりとりが大人なんだか
子どもなんだか、おもしろくて笑えます。

自信&自意識過剰の、似たもの同士だから
喧嘩してても楽しそう。いいライバル同士。
英語の言い回しがかなり勉強になりました。

そういう丁々発止的スリルがお好きな方は楽しいと思いますが、
自分の許容量以上にやり過ぎると自分が大変。
かけひきはあまりおススメしませんよーw

と言いつつ、あれだけ言語感覚の鋭い相手なら...
すべて言い負かされそうですが、会ってみたいですねw

2008年10月27日月曜日

P.S. I Love You

予告編を観ていたら、”これ、絶対やばい!泣く!”と
隣から大学生くらいの女性の声が聞こえてきました。

P.S.アイラヴユー (小学館文庫 ア 5-1)

その会話に同感!
予告編もなかなか良くできていたのですが、
映画より書籍を先にチェックすることにしました。

夫を病気で亡くし、日々泣いて暮らしている主人公に
夫からの手紙が届き始める。。。

相手のことを思っていないと、ここまで書けないはず。
こんな愛が溢れる手紙をもらいたいものだわねー。

DVDになったらすぐ観よう。
書籍と映画の違い(手紙の届き方など)が楽しみ!






映画好きさんへのひとこと。

主演のヒラリー・スワンクも夫役のジェラルド・バトラー
個々には良さそうでしたよー。
(予告編だけでは2人で画面に収まるときの相性は、若干未知数なのね。)
その他ちらっと登場していた主人公の女友達、
母親役も個性派、演技派だったので本編に期待!

2008年10月26日日曜日

ハーブの達人。






















ハーブ・マスター講座にご招待いただきました!

実家では母が花&野菜を、ハーブは
私が植えていた ということもあり、興味があって。
今回の講義はデスク・ハーブガーデンといって
机で育てる目的だそう。
(今、置ける机はないんだけどね)

今までこちらでは育てていなかったミントを
いただいたので、早速植えてみました。

ミントの奥に刺さっているのは、講座で出された
ハーブ入りジャムに添えられていたもの。
ローズマリーは簡単に増えるので二株目です。
目が覚めて、集中力アップに効果的。
美肌にも使えますよ。

きちんと根付くんだぞ~

2008年10月22日水曜日

the EYE 。

アイズ

その目が私に見せたのはー 見えるはずのない宿命


ホラー映画は当選しても、相方が見つかった試しがありません。
というわけで本日は1人で鑑賞。

ジェシカ・アルバといえば、真夏の太陽&ビーチ=健康的というイメージなのですが
今回は盲目のソロ・バイオリニストという知的な役です。しっとりです。
角膜移植手術を受け、視力が戻ったのですが、どうも見ては
いけないものが見えているのでは?と思い始めるわけ。

本当のことかどうかは分かりませんが、劇中では
”臓器移植をするとドナーの生活習慣や記憶が
移植された人によみがえる”場合があるとか。
だから、ドナーを探してなぜこんなものが見えているのかを
探ろうとする。。。というお話。

冒頭から”はっ!”と息を飲むようなシーンが何回も出てくる。
”これはコワいかも...”と思って固唾を呑んで見守っていると
最初から本気で怖がっていた、斜め前の女子2人が
15分くらいでリタイア退場してました。

終わってみればそこはまだ全然さわりで、どんどん
謎が深まり、不可解なことが起こる。いろんなもの出てくるし、
よかったよ、そこで退場して。

考えてみると、先日のハロウィン
http://spiceupyourlifenow.blogspot.com/2008/09/blog-post_28.html
と違って、びっくり箱欧米風というよりアジア系のじっとりコワい系に近いのね。
やっぱり原作がアジアのものだからかな。
まー、怖いでいかんわ(名古屋弁)。どきどきしました。

その他の点では...
役柄はイメージと違うのでちょっと違和感がありましたが、
ジェシカは普通に自然に演技していてリアリティがありましたよ。
最後の笑顔が効いてます。

あとは”マリア”。顔は少ししか映らないのですが、いい表情。
これからもっと出てきてもおかしくなさそう。
私が監督だったら起用したい。

怖いものは全然だめという人には強く言えませんが、
大丈夫な方には一見をおススメします。
スリル満点&爽やかな感動も若干有りです!

11月1日から公開。
http://www.eyes-movie.jp/









ひとりごと。

今回はめずらしく予告編を見ずに本編を観ましたが、
”私ならあの場面は出さないなぁ”というシーンが
含まれていた。よかった。

ジェシカは前から気にはなっていたので、今度レンタルで
借りてみたいと思います。元気&かわいいでなく、
しっとり系の作品で。。。



今回はなんてぐだぐだな構成なんだ。。。

2008年10月19日日曜日

Trailer: "Push"

http://www.apple.com/trailers/independent/push/

Yes!! Another Theater-Movie!

最近流行の、”超能力者たちの攻防”ってところかな。
USで2009年2月公開だから...日本ではGWくらい??

ダコタちゃんがちょっと大人に成長してる!
そして名前は知らないけどかわいい女の子が
いると思ったら、紀元前1万年の超エキゾチックな子だ。
これは観ないと!
予告編がかなりテンポがいいから本編にも期待。

PG-13でどこまで面白くしてくれるかな?

Jazz, HipHop, House and more...

ミュージック・マーケットでの ショーケース・ライブにおじゃましてきました!

そもそもそのイベントは”アジア出身の アーティストを、
その他のアジア諸国で 展開するためにバイヤーなど
音楽関係者を 招待してライブを見ていただこう”というもの。
いろいろなジャンルがありましたよ。

個人的目玉は...”菊地成孔ダブ・セクステット”。
音楽センスがすばらしい友人から 教えてもらった、
菊地成孔さん率いる Jazz六人組です。

菊地さんご本人の強烈な美意識とナルシストっぷり (褒め言葉です)と
それなのにシャイな一面が 気になっていただけに、生で演奏を聴ける
チャンスがあってとても感激しました。

ただ、不勉強なものでJAZZの”ノリ”方が分からず 、周りのお姉さま
(ほとんど女性ファンばかりなのよ)の リズムを真似してみるも
体得するまえに終了。

菊地さんの、洗練された”ノワール”な魅力を 味わえるまでには
もう少し慣れが必要なようです。 何かプリンス殿下(パープルレインとか
歌ってる人ね) っぽいもんなぁ。芯までゲージュツカとみた。 http://www.kikuchinaruyoshi.com/curriculum-vitae.html

あとは”J to S”。

メジャーデビューしている(聴いたことないけど)とのことで
ステージも自信を持ってやっている風だし、MCもおもしろい。

ハワイ育ちの2人組(ハーフらしい)でラップと歌をやっているのだけど、
声がすばらしいのね。 耳だけではなくてハートに響く、声質だと思う。

あとは歌詞が共感できるので今後売れるかも。 売れて欲しい。

傾向はMicroとシェンのグループ...なんて名前だっけ。 それに似てます。
かなりおすすめ。 惜しいのはあのひげかな。最初だけでもなしでいきなよ。 http://www.musicwebrecords.com/artist/jtos.html

長くなってきましたが、ついでに言えばDJ SILVA。
昔はSILVAという名前で活躍、ヒット曲が 何曲かあったので
覚えている方もいるでしょう。
http://www.silvaworld.com/news/news.html

DJをしながらヘッドセットで歌うというスタイルはなかなかもの。
でもDJで回しているヴォーカルと本人の声が合わないときが あったり、
レコードのボーカルより自分で歌う量が多い曲で手元に注意が
いっていたりしたのはもったいなかったな。しょうがないんだけどね。
あと本人の希望ではないかもしれないけど、時間もちょっと長かったかな。
もっと短いほうがタイトに決まったと思う。

歌は昔どおりうまいので、何とかがんばれ!

音楽業界はミズモノで大変ではあるけれども、
やっぱりおもしろいな、と思った一夜でした。

The Other Boleyn Girl ブーリン家の姉妹。

最初に愛されたのは妹メアリー、王妃になったのは姉のアン。
世界を変えた華麗で激しい愛の物語。

ハリウッドきっての才女、ナタリー・ポートマンと
各パーツが”セクシーと思う女優ランキング”で
軒並み1位を獲得するスカーレット・ヨハンソンが競演!
しかも”東海テレビ制作の昼ドラ”に匹敵するドロドロさ
と言われて、時間の合間を縫って鑑賞してきました。

イングランド王と妃の間にはお世継ぎが生まれない。
このままではイングランドが不安定になってしまう。。。
そんな混乱に乗じて、成り上がり貴族ブーリン家では
父トーマスが娘を王に取り入らせ、その恩恵で一族の
地位をもっと上げようと画策。上昇気質が強く頭の
切れる姉のアンを引き合わせるのに成功する。

しかし、妹メアリーを気に入ってしまう。嫉妬するアンだが、
自分で成功を掴もうと、婚約者のいる公爵と駆け落ちするも
スキャンダルがアンの将来をつぶしてしまうと心配した
メアリーが家に報告してしまう。
罰としてアンはフランスに追放される。

メアリーは王の寵愛を受け、徐々に愛を受け入れる。
そして懐妊。だが体の弱いメアリーは部屋での療養を
余儀なくされ、王はだんだんメアリーに興味を失っていく。

そんな状態に危機感を覚えた父トーマスはアンを
呼び戻し、王を誘惑するように告げる...

ちょっと書くだけでこんなに長くなってしまうのですが、
これから姉妹の愛憎がもっと激しくなっていきます。

結論としては....おもしろい。でも幸せになれた人が
とても少ない。この時代はもっともっと厳しかったのね。

政略結婚が主流で、その結婚が一族の地位を決定するから
あれば父&叔父のような考え方&決定も致し方ないんでしょうが。
姉妹の母の言葉と涙が一番真っ当な愛のような気がします。

イングランド王もある意味、しょうがないと思いますが
(そこに生まれたばっかりに政治に興味がなくても王に
 なっちゃった上に、アンみたいな誘惑もたくさんあったはず)
ただの”本当の愛を知らない人”だな。逆にかわいそう。

そんな野望や欲が満載の本作、かなり見所満載です。
これは男女混合のグループで見て、後で感想を討論する
のがおもしろそうだな...。
試写会で先行して見たのが残念に思えるめずらしい作品でした。

ブーリン家の姉妹 10月25日公開です。
http://www.boleyn.jp/


性格診断はへンリー8世”...
”気品あふれる優しさを持ち、カリスマが...”までは良かったです(笑

2008年10月18日土曜日

ヤング@ハート。

おばあさん、おじいさんが”コールド・プレイ”や
”ソニック・ユース”を歌う?
信じられないけど、そうなんです。
それも本家とはまた違う味わい深い声と
パフォーマンスで。やっぱり経験が
表現に影響するのでしょうか。

クラシックが好きな方が多く、現在の
ロックのリズムや歌詞が覚えられなかったり
メンバー変更を余儀なくされたり
困難は数多くある。だけど命がある限り
歌い続ける!という意思と好きな歌を
力いっぱい歌い、舞台の上で輝いている
パワーはすごいなぁと圧倒されっぱなし。
かっこいい。

年だから、とか、病気だから、なんて
言い訳していていられませんよ!!
感動と微笑みと元気をたくさんもらいました。

興味のある方はパフォーマンスを見てみてください。
http://www.myspace.com/youngatheartchorus

私も歌の練習、しようかな。
将来ここで歌うためにw

Young @ Heart オフィシャルトレイラー
http://jp.youtube.com/watch?v=CjnfoFg7i7g

予告編:Fireproof

www.fireproofthemovie.com/

面白そうだったのでメモ。
海外版”夢をかなえるゾウ”ですね。

消防士はヒーローだった、彼の妻以外には。。。

課題の内容がどんなものか?がとーっても気になる。
早く日本に来ないかな。

2008年10月12日日曜日

私は貝になりたい。

その日会場で公表されるまで、内容は全く明かされない試写会、
”スニークプレビュー”に潜入してきました。

邦画、洋画とも扱っている会社さんなのでサイトを見て
いろいろ予想してみたのですが。。。全くはずれ。
これから公開に向けて宣伝が白熱すると思われる
”私は貝になりたい”でした。

本作については一度映画化されており、
内容は大体把握していました。

でも。でもでも。
戦争映画は、特にそれがメインで話が進む作品は
観た後に体にダメージがくるので観れません...
しかも主役がSMAPの中居くん。
彼の発声がだめなの...ちょっとがなり系だから。

演技はうまかったような気がします。

そして意外な人もたくさん、ちょっとずつ出てくるから
それは見所かな。

これからの宣伝と批評、興行成績に注目。
今回は以上。



2008年10月7日火曜日

Mamma Mia!





少し前までミュージカルのおもしろさが分からなかったけど、
ドリーム・ガールズ”から楽しめるようになってきました。
というわけで近頃多くなった、ミュージカルを映画化した作品
”Mamma Mia!”の完成披露試写会に潜入!

本作は誰もが聴いたことがあるABBAの名曲をふんだんに
盛り込んで、エネルギーのある場面をたくさん
作ってあります。

あらすじは...
主人公のソフィーは明日結婚式をあげる予定なのだが、
母のドナから父親がだれか聞いた事がない。
ずっと気になり何か心に穴が開いているように
思えて仕方がない。
母の日記をこっそり読み、父親だと思われる3人を
母に内緒で式に招くが本当の父親は誰だか見てみても
分からず、さらに混乱を招くことになる...

主役のソフィー(アマンダ・セイフライド)は
20歳の純粋さ、瑞々しさが表現できててGood。
ABBA自身はシンプルに歌っているような印象なのですが、
彼女はもう少し感情的でそれもよし。

逆にソフィーの母ドナを演じるメリル・ストリープは
時に感情たっぷり時に淡々と歌う、両方の場面がある。
曲によっては歌いにくそうだけど本業じゃないわけだし、
さすが演技派女優、逆に普通の人っぽくていい気もします。

この映画を楽しむコツは...
楽しむぞ!という気持ちを持って、出かけること!
タイミングを逃すと、”飲めない人がすごく飲む人たちの
飲み会に行き、テンションの高さについていけなくて
居心地が悪い”ような気分で終わってしまう。
早めに自分をアゲて流れを掴み、熟女&熟男のダンス&
歌を一緒にノリ切れたらきっと満足できると思います。



  
 1/30(金)全国ロードショーです!
 
 http://www.mamma-mia-movie.jp/ 

2008年9月28日日曜日

ハロウィン。ロブ・ゾンビ版。

悲鳴は、絶叫になる...
DEATH TOURへようこそ

ホラー映画を観る人ですか?観ない人ですか?
私自身は...多少観る、でしょうか。
小さいころ、土曜のお昼の情報番組で
”フェノミナ”をいうホラー映画の紹介を観たらあまりの恐怖に、
ホラー恐怖症になりつつも怖いもの観たさの好奇心が膨らむ。
という複雑な状態になってしまいました(笑)。

その映画のジェニファー・コネリーという主演した女優さんは
当時15歳くらいの可憐な少女。
とても神秘的な美しさだったので、二重に記憶に刻まれていて。
大人になってから再観しましたが、意外と見所は満載だったのね。
それ以後ホラー映画の、人の気持ちを揺さぶってくる要素や
手法にとても興味がわきましてちょいちょい観てます。

...閑話休題。
というわけで本作は反射的に応募してしまい、当選したというわけ。
ありがとうございます。

でも、100%”うわーぃ、やったー!!”という気分ではなかったのです、実は。
急に寒くなった&最近ギアをトップで行動していたので、内臓辺りが若干
弱っている感がありまして。これ以上恐怖やらびっくりやらを受けたら
倒れるかもという懸念が(笑)。
入場してからプレス資料を読んだらさらに怖くなって、退席しようか
かなりぎりぎりまで迷ってました。

でもでも。私が妙に惹かれているデスメタル界の巨人、ロブ・ゾンビ
監督だもんな。とりあえず最初だけでも。と観念しました。

さて。本作はジョン・カーペンターという巨匠が”殺人鬼ホラー”と
いうジャンルを確立した名作をリメイクしているので、
どうアレンジされているかが観る一番のポイントでしょう。

原作はその後殺人鬼ブギーマンとなるマイケルの少年期を、
5分程度でさらっと見せているらしいけど、本作は”彼が
どのような環境で育ち、どのような人間であったのか”が
導入部分で描かれているのでかなり納得感がある。
ただ殺しているのがおもしろい人もいるかもしれませんが
”なぜそういう行動に至るのか?”の方が気になったから。

ちょっと本流からはずれますが、子役の子が眉毛も表情もなくて超怖い!!
存在感がとてつもなくある...と思ったら案の定今作で
注目されて”ハンコック”等に10本以上出演しているとか。
そういえばハンコックのときもちょっとくせのある役だった。
これからどんな俳優になるんだろう。

子ども時代~精神病院入りした数年後、次々と恐怖が!
精神病院の警備員を切り裂くは、20年も親切に世話して
くれた清掃員のおじさんも徹底的にぼっこぼこにしちゃう。
想像できない世界をブギーマンは持っているってことに
圧倒されました。倫理観も善悪もないってすごいな。

それからは暴力と流血、そして”ばぁ!”という
びっくり箱的驚かしが満載。特にヒロインが浴室に
隠れる場面は必見。観客はきっとムンクの”叫び”
みたいな表情で観てたはず。だって恐怖の要素が
全部いっぺんに出てくるんだもの(笑)

あとは、ロブ・ゾンビ監督が音楽界出身とのことで
音も怖さ倍増のアイテムにうまく使ってるけど
前半部分はちょっと音がtoo much。
”怖がらせてやろう”という気持ちが出過ぎたかな。

でも、メタルやロック好きにはうれしいかも。
マイケルはKissのTシャツを着て登場するし、
ピーター・フランプトン、イギー・ポップ、
アリス・クーパーなどの楽曲が使用されてるから
そういうチェックポイントもありますよ。

一番の心残りは...
ラスト5秒が何を表しているのかなぜかよく分からなかったこと。
あそこがハイライトなのに。
恐怖映画を見慣れていなかったからかな??
ここで疑問を書いてネタばれると申し訳ないので、
もし鑑賞した方はぜひ解説してください。

というわけで、全体的にはほぼ興味深く
鑑賞させていただきました。

どちらかというとSAWの方が私の好みなのですが(結局ねw)、
圧倒的な力(人間の体力と想像できない邪悪さ)、びっくり箱的恐怖、
そしてホラー映画につきもののセクシーなカワイイ女性
(若干思慮が足りないような気がするけど)がお好きな方は
ぜひお試しくださいませ。

10月25日から公開です。
http://hallo-ween.jp/

迷子の警察音楽隊。

カンヌ国際映画祭で、ある視点部門”一目惚れ”賞を受賞した本作。
東京国際映画祭コンペティションでも大好評と聞き、早速
観に行ってきました。

文化交流のためにイスラエルに向かったエジプトの警察音楽隊。
でも空港には誰もいない。仕方がないので自分達で現地に
向かうが、たどり着いたのは名前の似た辺鄙な場所。
カフェの女性オーナーが助けてくれ、ばらばらに
地元の家庭でお世話になることに...

突然やってきたアラブ人と彼らと長年対立してきたユダヤ人。
気まずい空気が続くが、それを壊したのは”サマータイム”。
国境を越えて音楽が人々をつないでいく...。

音楽隊隊長と女性オーナー、副隊長とカフェの客(とその家族)、
新人隊員とカフェの客、そしてその友達の彼女のいとこ。
彼らが起こす色々な小さいエピソードが本作の構成要素です。

それは苦かったり、酸っぱかったり、甘かったり...それもかなり。
大部分が微笑ましい、幸せな内容だから逆に引き立つ感じ。

同行者の女性2人と”良かった!”と話しながら帰りました。
たくさんのエピソードがあるので、お気に入りのものや
記憶に残るものがいくつか見つかるはずですよ。

少し肌寒くなりましたが、心まで暖かーくなりたい方はぜひ。

2008年9月27日土曜日

デス・レース。




命を賭けて、参加せよ。

元アスリートのアクション俳優ジェイソン・ステイサムが
またまたアドレナリンの上がる映画に出ていると
いうことで、完成披露上映会に行ってきました。

元レーサーが妻を殺したという無実の罪で捕らえられ、
負けたら最後の、通称”デス・レース”
(死のレース)に参加させられる話。

結論から言うと、とても"Uplifting"な作品!
何も考えないでゆったり座っているだけでいい、
楽しめる映画です。

なぜなら。車、スピード、爆音、ミステリー、
ビジネス、死への恐怖や駆け引き...などが
畳み掛けるように次々に繰り出されるんですね。

それに加えて、レースには欠かせないのがセクシーな女。

一人はスーツに身を包んだ冷徹かつ非情なビジネスウーマン、
他はレースを盛り上げるレースクイーンに、
妖しい魅力を振りまく”峰不二子”ばりの女囚達が参戦。
クールとホット、両方のビューティーが用意されいて
さらに多くの人のハートをぐっと掴むというわけです。

こんな盛りだくさんの要素をうまーくちりばめて
最後までテンションの高い作品を手がけたのは、
”モータル・コンバット”、”バイオ・ハザード”シリーズの
ポール・W.S.アンダーソン監督。ジャンルやら、今までの
経歴を見ると納得ですね。うまい。

あとはクルマ系の映画で特に大切だと思うのは音。
クルマには詳しくないので、専門的なことは
分かりませんがかなり迫力のあるものだったと思います。

音楽もクラシックと電子音楽を融合させた独特な作風で
注目されている、ポール・ハスリンガー。
彼は伝説的テクノロックグループ出身だとか。
作品をさらに”アゲ”てくれる、ぴったりな人選でした。

この作品をおススメしたいヒトは。。。
非日常感系の刺激が欲しいヒト。
仕事ばかりで疲れているヒト。
アグレッシブ&強い男性に憧れてるヒト。
などなど、基本的に男性方全般でしょうか。

女子でしたら、ちょっこっとでも上昇志向のあるヒト。
ホットもクールもいいとこ取りすれば
今後の人生の参考になると思います。
映画の女性達はホントに、色々、すごいんだから!(笑)

どちらにしろ、劇場鑑賞mustです。
11月29日公開♪
http://www.deathrace.jp/



ちなみに原作は「デスレース2000」という伝説の
インディペンデント映画(1975)なんだそうです。
コッポラ、デニーロ、スターローンを輩出したとか。
こちらも気になるなぁ。
誰かプロジェクター持ってないかしら。
ドリンクとポップコーンを持っておじゃましたい(笑)

2008年9月2日火曜日

ハンコック。

最近、社内の映画好きや好きだけど1人で行きたくない人とか
相方がその手のジャンルが苦手とか社外の友達とか
いろいろな人たちと連れ立って
ビッグムービー(もしくは逆にちっちゃい映画)を
観に行くのがプチブーム。

というわけで、今日はハンコックに行ってみました。

単にスカッとできるヒーローものかと思ったら
途中から予告編と雰囲気が...変わった??
あれ、皆に私がプレゼンした話と違うやんかw

好き嫌いはあるかも知れませんが、
ええ話やーん。と思いました。

なぜハンコックがあんなにハチャメチャなのか、
そしてなぜそれが改善されていくのか。
気になる方はぜひご鑑賞あれ。
キーワードは"care"、でしょうか。

しかし。どうも最近は”家族”とか”友達との交流”に
まつわるストーリーが自分のツボのようです。

同じヒーローものの、アイアンマンを今週観るので
その違いに注目してみようと思います。

2008年9月1日月曜日

アルビン 歌うシマリス3兄弟。

アメリカではとっても有名な歌うシマリスの、
記念すべき映画デビュー。
そして予告編がとってもラブリーだったので、
うきうきして行ってきました。

...確かにかわいいのですが、早回しであのリスっぽい
甲高い声を作っているので日本語吹き替えは逆に
言葉が聞き取れず集中するのが大変でした。

あとは予告編のテンポの良さが、本編はちょっと少なかったかな。

多分小学生低学年までが何も考えず楽しめる年齢なのかも。

しかーし。大人が楽しめる点もありますよ。
”しまっピーズ”が歌う曲がおもしろい選曲なところ。
シマリスが”Bad Day"(ダニエル・パウター)とか
オンリーユーを歌うと思わないもん笑

お父さんをしているお友達に券を譲ってあげたら
喜ばれたかな。。。と思っていたら、
最後の最後のシーンでほろっとした。
涙出ました。
そこは大人に見て欲しいなぁ。
結局何が大切かってことがよく分かると思う。

2008年8月27日水曜日

ダーク・ナイト。

重くて、ダークで、邪悪で、何とも割り切れない感情が
鑑賞中からもこもこと湧き上がってくる。

観てから結構経ったのですが、ふと思い出してしまいます。

正義を守ろうという人間が、あるきっかけで
悪の道に身を落としてしまう。

”相手が憎い””金が欲しい”などという感情ではなく
ただ破壊や強奪というゲームを繰り返す。

強い人間の弱い部分や、自分の欲求だけを発散する悪意など
底知れないダークサイドをとても身近に感じてしまいました。

とにかく。ヒースレジャーのジョーカーが何をおいても見所!

鑑賞後、かなり寝苦しかったのは幽霊よりも怖かった彼のせい、
かもしれないと思っています。
ただのヒーローものと思ったら、絶対だめ!

こういう映画も好きでよかったと思いました。
1度は観るべき作品。

2008年8月19日火曜日

ポーニョポニョポニョ。

大ヒットしてますね、”崖の上のポニョ”。
その秘密を探ろうと早速行ってみました。

結論から言いますと...私的にはツッコミどころ満載。
言葉の選び方とか台詞回し、”その水はいいの!?”
(見た方は分かりますよね?笑)までちょいちょいと。
上映が終わってから、映画部の皆にいくつか質問をしたら
"だって、それは宮崎駿だから。"と言われました。

でも目を細めてニコニコしながら観てしまいます。
よく似た妹たちがわらわらしてるのは微笑ましいね。
隣の女性はあまりの可愛らしさに号泣しておりました。
そんな貴女の方がもっとカワイイですから。

宮崎駿作品の子供の描写がお好きなら、多分楽しいでしょう。

そして、ポニョの歌は最強でした。

2008年8月11日月曜日

落下の王国。

汝、落下を畏れるなかれ この美しき世界を仰ぎ見よ

二人で作った物語の中の 英雄達が教えてくれた
絶望の淵に落下しても 生きていさえいれば
この世界は美しい

The Fall

ちょっと前になりますが、”ザ・セル”という映画があったのをご存知ですか?

心理カウンセラーが、意識不明になってしまった殺人鬼の
意識の中に入り、捕らえられている被害者の居所を探って
救い出そうとする話。

後に”映像の魔術師”と言われるようになったターセムが監督、
衣装をアカデミー賞を受賞(”ドラキュラ”)した石岡暎子さんが
話題になりました。しかし馬が○○されたり、△をXXされたりして
かなり残酷と思われそうな、(否はっきり残酷か)な描写も多いのね。
賛否両論、好き嫌いははっきり分かれる作品でしょう。

そして私は断然好きなほう。そういう描写が好きだというわけではなく、
全体の色彩感覚や発想(妄想?)度合が群を抜いていたから。
私の色彩観はかなり影響を受けました。

さて。本題の”落下の王国”のお話はといえば。

映画の撮影中に大怪我をし、入院しているスタントマンのロイは
同時に手痛い失恋をしてもう生きていく気力がなくなりかけていた。
病院で出合ったのは腕を骨折したアレクサンドリアという少女。
ロイは彼女を、彼が自殺するための薬を持ってくるよう仕向けるため
即興で勇者達の冒険物語をし始める...。

13の世界遺産と24カ国以上にロケーションしただけあって、
見た事のない風景や建物、自然がたっぷり。特撮はなし。
世界は知らないことで溢れているということか。
石岡さんも再び参加して、幻想的な雰囲気を盛り上げる。

主人公2人も個性的。
アレクサンドリア役のカティンカ・アンタルーは
デビュー作とは信じられないほど。今まで観た子役で
一番個性的で、話し方も行動もとても愛らしい。
前半微笑ましくて、そして涙を誘う後半に注目ね。

スタントマン役のリー・ペイス。ストーリーを語るには
最適とも言える極上な響きがある声を持つ。
これは子供でなくても、”お話して!”って言うと思うわ。
角度によって表情がかなり変わるから、ギャップがあって
かなりどきっとします。違う役や映画でも早く観てみたい。
期待の俳優です。

極彩色の衣装、見たことのない建物や風景、勇者達の
奇想天外な物語。少女と青年の会話、駆け引きと交流。
どれも感性を刺激してくるでしょう。

勇者やお姫様好きなら彼の話の展開が気になるでしょうし、
見たことのない異国の風景を観るのも良し。
どなたでも、どれか何かが印象に残る、個性的な映画だと思います。

パンズ・ラビリンスやザ・セルが大好きな人はもちろん必見。
出てくる何にでも対応できて(だって痛いのも大丈夫でしょ?)、
なおかつ楽しめるはず。

難しいことは考えず、ただ感じてください。

9月6日公開。

作品の感じが分かったらサイトはあまり見過ぎないほうがいいかも。
あとは本編を楽しんでから??
おススメはDownloadsの写真を、映画を思い出しつつ眺めること。

落下の王国HP
http://www.rakka-movie.com/

The Fall HP
http://www.thefallthemovie.com/




ちなみに。”ファイト・クラブ”のデヴィッド・フィンチャーと
”マルコビッチの穴”のスパイク・ジョーンズがサポートしてる。
さすが。Googly Filmというプロダクション名が謎だけど笑。

また。チラシが2パターンありました。テキストもビジュアルも違うので
入手できたら、ぜひ比べてみてください。

いやー、本当にいい映画だった。

2008年8月1日金曜日

ベガスの恋に勝つルール。

http://movies.foxjapan.com/vegas/
原題:What happens in Vegas
コピー:恋も、お金も、人生も。幸運は前向きな人の味方。

今旬なラブコメ女優といえば...の、キャメロン・ディアス。
”マスク”はキャメロンがかわいくて出番もとても多く、
デビュー作とは思えなかったのを思い出しました。

相手役はアシュトン・カッチャー。
周りの予想を遥かに超えて、ステキな結婚生活をしていることで
アラフォー世代から高い評価を受けてますね。
彼の作品は”バタフライ・エフェクト”と”守護神”を観ましたが、
意外といいです。えぇ、顔だけじゃないです。
もっと出演作が増えればいいのに。

さて。本編あらすじは。
完璧主義者のジョイ(キャメロン)は彼のサプライズパーティーを企画するが、
集まった友人たちの前でこっぴどくふられる。
ジャック(アシュトン)は父親が経営している工場を首になり、意気消沈。
そんな二人が気分転換に訪れたのは、ラスベガス!
意気投合した彼らは盛大にはしゃぎ、飲み明かす。

しかし、目が覚めてみると薬指に指輪が。勢いで結婚したらしい。
婚姻無効手続きをしようとするが、別れ際ジョイのコインを
ジャックがスロットマシーンに入れたら300万ドルの大当たり。
両方が権利を主張するが、それには結婚生活がうまくいく様
努力しないと無効にしないと裁判官に言われ、
いやいやながら同居を始める...。

キャメロンはいつも通りキャメロンなのですが、
アシュトンととても相性が良いようです。
喧嘩しているところも、間合いや雰囲気が”お似合いだなあ”と。
ホリディのジュードより何だかさらに自然。
ダメダメなアシュトンにカツを入れるのは見事に堂に入ってる。
(ジャスティンにもやっていたのでは?と思ってしまう)

ストーリーはあってないような、のですが、ちょっとした出来事で
主人公たちの気持ちが変わっていくところが共感を呼んだと思われます。
少なくとも”女性からの視点”では、”’そこはぐっとくるよね!’ポイント”は
ばっちり押さえられてます。

wiki情報では、USで同日公開のスピードレーサーより初動がよかったとのこと。
私も見終わって早速”ここがよかった!”と話をしたので、うなずける情報でした。
きっと口コミでかなり広がるでしょう。

劇場ならばデートにいいかもしれません。
(男性が楽しいかどうかはちょっと疑問ですが。誰か確認してくれん??)
明るくて笑えるので、気分転換に使えます。
DVDでも可。


公開中。

ベガスの恋に勝つルール公式HP
http://movies.foxjapan.com/vegas/

2008年7月27日日曜日

心優しい巨人、のイメージ。

ちょっと前になりますが、この人を見ました。

ハンド・ビルト・バイ・ロボッツ(3ヶ月限定スペシャル・プライス)

髪はロングのドレッド、顔下半分はひげで隠れてる。
そして見上げるほど背が高くて手足が長い。
バランスはまるでラピュタに出てくる巨人兵。
髪とひげの間からちょっとだけ見えてる目はいたずらっぽく笑ってるし、
全然アーティストっぽくないの。

"Hello!(そして自分のことをつらつらと語り始める)。
...ある日ラジオで出演するときカバー曲を演奏しなくちゃいけなかったんだ。
これをやりたかったんだけど、局のカラーと合わなくてだめだって
言われたんだよ。”と言って演奏し始めたのは...

http://jp.youtube.com/watch?v=HFd
sjF2Gh_Q
 *50秒過ぎくらいから始まります。

原曲と全く違う!
そして彼のキャラでこの曲かい!!(笑。
(ちなみに"You Spin Me Round" by Dead or Aliveです。)

ひとしきり笑いを取った後、
”しょうがないので、こっちにしたよ。”

http://jp.youtube.com/watch?v=dr
oZGvBt5DY

こちらはMassive AtackのTearDrop。
原曲はおぼろげに覚えているだけなのですが、
それでも感じは違いますね。

そしてUK、USでもヒットして最近では日本の
ラジオでも結構オンエアされているDream Catch Me。

http://jp.youtube.com/watch?v=YN4l
AndjB1E

などを何曲か披露して、その場の空気を
ほんわか和やかにして帰っていきました。

ジャンルとしてはフォークのようです。
そしてギターテクがすごいとのうわさ。
”奇跡のシンフォニー”の主人公のような
ギターを披露しています。

力の入ったプロフィールはこちら。
http://www.bmgjapan.com/newtonfaulkner/profile.php?id=2386

私はそれだけでなく歌や声のバランスが
良かったので気に入りました。
今後どんな曲やカバーをやってくれるか楽しみ。
今度来日したら、きちんとライブをしてくれるかな。

美メロ好き&ギターテクに興味がある方はぜひ。



ちなみに。Newtonさんはとってもお話がお好きなようで
時間のかなりの割合をさいていて、通訳さんが
大活躍だったのがおもしろかったです。

また、2UnlimitedのNo Limit(ちなみにこれは原曲)
http://jp.youtube.com/watch?v=AjyMQx13
jrA
(ジュリアナでヘビーローテーションでしたね)のカバーも
やっているようです。Newtonさんと私、多分話合うわ(笑

シティ・オブ・メン。

シティオブゴッドのフェルナンド・メイレレス製作、
ファヴェーラ・サーガ第二章。

ということで、かなり興味を持って試写会におじゃましました。
(第一作目はまだ観てませんが汗)

ファヴェーラという地域は”世界で一番陽気な地獄”と呼ばれているそう。
映画を観ていても、仕事はなく、生きるためにギャングになるのが日常的に
行われている感じがしました。

以前ツォツィ http://www.tsotsi-movie.com/ という映画の原作を
読んだときも思ったのですが、明日も生きていられるかという
生活の中で懸命に前を向いている彼らはなんて逞しいのだろう。
自分が思い悩んでいることなんて、ぜんぜん問題ではないね。
今あることに満足して、まず感謝しよう。

第一作を観たら、ツォツィの映画版を鑑賞したい。

8月9日から公開。

シティオブメンHP
http://cityofmen.asmik-ace.co.jp/

祝・待望の日本公開!”ホット・ファズ”!

前作がおもしろかったので、観たい!!と思ったのは約2年前。
イギリスに遊びに行ったときの最終日に公開で、
ぎりぎりフライトが間に合わなくて断念したという映画です。
そんな思い出のある”ホット・ファズ”を観てきました。

今回、連れはなんと、8人。"どんな映画が面白い?"と聞かれて
内容を話したら、行きたいと思いがけなく手が挙がったので。
有名な俳優も出てないのですが、プレゼン能力が上がったのかな(笑

ジャンルは、ポリス・アクション・コメディ...??
ロンドン勤務の警察官エンジェルは優秀すぎて、田舎に左遷。
のどかな村で事件もなにも起こらない。しかしなぜか
不自然なくらい事故が多いことに気がついてしまい...
と、そのくらいしかストーリーが説明できない。
シンプルなんです。

”最後にバーンと盛り上がる大作”というより
中級のネタやイベントがどんどん繰り出されてくる感じ。
ハリウッド映画のパロディやイギリス風ユーモアにも
観客の反応がよくて、皆お互いに安心して笑っていたように思うわ。

ところで、今回の心残りはある女性。

じかに私の説明を聞いて参加してくれた他の人と違って、
”映画を観る会がある”ということで来てくれたんだと思う。
でも好きな映画がA・I、途中で退場した映画は
キル・ビル(それも半分も観ず)という育ちのよさそうな彼女、
絶対楽しめなかっただろうな・・・
どう考えてもこの作品はキル・ビルに断然近いもん。

それはしょうがないとして(笑、シニカルな笑いと警察ものが好きな人は
ほぼ気に入っていただけるものと思います。
あとはイギリス好きな人は絶対好き。

高い期待があったけど、それ以上におもしろかった!
私自身は、DVDが出たらもう一度細かいところまで見直すこと、決定。
最近笑ってないな。。。という人はぜひ試してみて!!


ホット・ファズ公式HP
http://hotfuzz.gyao.jp/

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